hi-ho有害サイトブロックサービス
ご使用いただく上での確認事項
有害サイトブロックはトレンドマイクロ株式会社が権利を保有する「InterScan WebManager ホームエディション」を株式会社ハイホーが採用し、hi-hoの個人向け接続サービス会員向けに、特定のカテゴリに該当するサイトへのアクセスを制限するサービスです。
この文章には、有害サイトブロックをご使用いただく上で、必ずご一読いただきたい情報のみを記載しています。
目次
1. はじめに
「有害サイトブロック」は、安全、快適にインターネットを利用することが可能なフィルタリングソフトウェアです。
カテゴリごとに制限を設けることができるため、有益な情報のみを得ることが可能です。
また、危険なWebサイトや不快な内容のWebサイトへのアクセスを制限します。
※本サービスは、上記のカテゴリについて100%閲覧を制限できるものではなく、Webサイト、その他の環境によってはアクセスが制限できない場合もあります。
2. 動作環境
有害サイトブロックは次のOSを動作環境とします。
- 対応OS:
-
Microsoft Windows XP Home Edition/Professional (Service Pack 3以上推奨)
Microsoft Windows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate (Service Pack 2推奨)
Microsoft Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate (Service Pack 1推奨)
※64ビット版はWindows 7 のみ対応しています。
注意: 本製品は日本語環境でのみ動作いたします。記載されたOSは、すべて日本語版をお使いください。
- ハードウェア環境:
- Intel Pentium/Celeron 系 800MHz 以上のCPU
- メモリ:
- 256MB 以上
- ハードディスク:
- 120MB 以上のハードディスク空き容量(Web アクセス履歴を除く)
※RAIDには対応していません。
- ディスプレイ:
- 解像度800 x 600以上で、High Color(65536色)以上をサポート
- 対応ブラウザ:
- 特に制限はありません。
(Microsoft Internet Explorer 7.0/8.0/9.0、Firefox3.6/4.0推奨)
- インターネット接続:
- 有害サイトブロックでは、シリアルキーの認証を定期的に検査しています。これらの認証および他のWebページの閲覧などの機能の利用には、インターネット接続環境が必要です。
※インターネット接続とは、有害サイトブロックをインストールするパソコンでブラウザからのURLアクセスが可能であるとともに、DNSによる名前解決が可能な環境のことです。
※IPv6環境には対応しません。
3. インストールに関する注意点
有害サイトブロックをインストールするには、インストール用のSetup.exeを実行してください。
インストールは管理者(administrator)権限で実行してください。
インストールが完了したら、パソコンを再起動し、有害サイトブロックの管理画面を起動してください。
なお、インストール/アンインストール時に、マルウェア等を監視するセキュリティ対策ソフトと併用する場合の注意事項として、次のメッセージを表示します。
インストールされているセキュリティ対策ソフト等の仕様によりレジストリの変更が検出される可能性があります。
フィルタリングモジュール追加による変更のため、必ず「許可」にしてください。
4. アンインストールに関する注意点
Windowsスタートメニューの [コントロールパネル] → [プログラムの追加と削除] から、[hi-ho有害サイトブロック] をアンインストールしてください。
または、Setup.exeを再度実行してアンインストールすることもできます。
※アンインストールの際にはシリアルキー、パスワードが必要です。
アンインストールが完了したら、パソコンを再起動してください。
5. 有害サイトブロックの設定
有害サイトブロックの設定は、管理画面から変更することができます。
タスクトレイにある有害サイトブロックアイコンをクリックし、管理画面を起動してください。
パスワード入力画面で、正しいパスワードを入力すると管理画面が起動します。
6. 注意事項
- インストール、アンインストール後はパソコンを必ず再起動してください。
- インターネット接続を必要とする機能のご利用にあたって有害サイトブロックでは、シリアルキーの認証を定期的に検査しています。これらの認証および他のWebページの閲覧などの機能の利用には、インターネット接続環境が必要です。インターネット接続には、インターネットプロバイダへの加入、およびプロバイダ各社に対応したモデムまたはターミナルアダプタが必要です。
インターネット接続に伴う通信費は、お客さまのご負担となります。 - シリアルキー、パスワードは他人に漏れないように取り扱いには十分にご注意ください。また、アンインストール、設定変更時に必要な情報です。大切に管理してください。
- ローカルディスクにキャッシュされたWebサイトを閲覧しようとすると、規制対象のサイトでも表示されてしまうことがあります。この場合、ブラウザを更新すると、当該サイトが規制されます。
- ウイルス対策製品、パーソナルファイアウォールなどのセキュリティ製品をご使用中に、ウイルス対策製品が強制終了する、ブラウザが強制終了する、ネットワーク接続が出来なくなるなど、一部機能が共存できない可能性があります。
- Webアクセス履歴は、過去7日分の履歴を保存しています。1日あたり2MByteまで保存できます。1日あたり2MByteを超えた場合、履歴は保存されません。
- アクセス履歴表示は、管理画面から起動直後は当日分のみ表示されます。[開始日]、[終了日]、[利用者]などを変更して必要な履歴を表示してください。
7. 既知の問題
7.1 インストール、アンインストール時の問題
- Windows XP、Windows Vistaの簡易ユーザ切り替えを使用して複数のアカウントで同時にWindowsログオンをしている環境でインストールまたはアンインストール作業をすると、正常に動作しないことがあります。他のユーザがWindowsにログオンしていないことを確認してから実行してください。
7.2 管理画面操作時の問題
- [URL登録]にて入力するURLのホスト名には、正規表現/ワイルドカード(*)は使用できません。
- [URL登録]にて入力するURLのホスト名部分は完全一致で記述する必要があります。
7.3 アクセス履歴
- NetScapeを使用して、掲示板など投稿した場合、1つの投稿で複数のアクセス履歴が記録されることがあります。
- アクセス履歴表示は、表示する履歴が10万件以上となる場合は履歴が表示されませんので、期間や、利用者を変更し10万件未満となるようにしてください。
7.4 規制画面
- マルチプロセッサ/マルチコア/ハイパースレッド環境でOperaを使用して、規制対象カテゴリのURLへアクセスした場合、規制画面が正しく表示されない場合があります。
7.5 タスクトレイアイコン
- タスクトレイアイコンにマウスを合せると、現在の設定がツールチップに表示されますが、[利用者ごとに設定]→[詳細設定]にて時間によりフィルタリング状態を変える設定にもかかわらず、フィルタリング状態は変更されますが、ツールチップに表示される内容が変更されません。
7.6 システム情報
- インストール時に、システム情報の一部を書き換えますが、その際にウィルス対策ソフトウェアによってブロックされると、システム情報そのものが破壊されてしまうことがあります。必ず、インストール前にウィルス対策ソフトウェアを一時的にオフにしてください。なお、システム情報が破壊された場合は、インストールフォルダに配置された、nfrestore.exeコマンドを実行することで復旧できます。
その他の製品、ウイルスの最新情報などについては、トレンドマイクロのWebサイトをご覧ください。
http://www.trendmicro.co.jp/
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