複数のソフトを立ち上げたり、特定のソフトを使用したりすると起こる「フリーズ」。「ハングアップ」ともいいます。どちらもシステムに異常が発生して、マウスやキーボード、ソフトなどが突然、動かなくなる現象を指します。
フリーズしてもあわてないように、対処法をおぼえておくと安心。ここでは万一のときに備えて、フリーズしたときの操作方法をおさらいしてみましょう。[?]が何か、考えてみてくださいね。
※ご紹介する方法は、Windowsをお使いの場合に限ります。
[Ctrl][Alt][?1]を同時に押して、「タスクマネージャ」を起動します。[アプリケーション]タブを確認。「状態」が“応答なし”になっているソフト名をクリックします。
反転表示したら、[タスクの終了]ボタンをクリックしましょう。
マウスが動かない場合は、矢印キーと[Tab]を使って操作します。
“応答なし”のソフトを終了したら、他のソフトも終了し、再起動してください。
[Ctrl] [Alt] [?1] を同時に押し、「タスクマネージャ」を起動します。メニューバーの[シャットダウン]をクリック。「再起動」を選択し、パソコンを再起動します。残念ながらこの場合、保存していないデータが失われることもあります。日ごろから、作業中は「こまめに保存」を心がけましょう。
マウスが動かない場合は、 [Alt] [?2] を同時に押して、ソフトを終了します。すべてのソフトを終了したら、再び [Alt] [?2] を同時に押します。「コンピュータの電源を切る」ウィンドウが表示されたら、再起動してください。
[Ctrl] [Alt] [?1] を同時に押しても、 [Alt] [?2] を同時に押しても反応がない。そんなときは、まずハードディスクが動いていない(アクセスランプが消えている)ことを確認。
次に、 [?3] ボタンを数秒間押し続けましょう。この方法で、パソコンを強制終了できます。ただし、保存していないデータが失われるばかりか、パソコンの故障原因にもなりかねません。「3」は、最終手段としましょう。
それでも直らない場合は、パソコンメーカーにお問い合わせください。