パソコンを使った後、必ずすることといえば…。そう、電源を切る作業です。皆さんも[スタート]メニューから[終了オプション]を選択して、パソコンを終了されているのではないでしょうか。
このとき、画面に表示されるのが[休止状態][スタンバイ][電源を切る][再起動]の4つ。今回は、起動と終了がスムーズに行えるよう、これら4つの意味をおさらいしてみましょう。
[休止状態]は、作業状態をハードディスクに保存して電源を切ること。再びパソコンを起動すると、 終了前の状態から作業できます。休止中は電力を消費しないため、バッテリーを必要とするノートパソコンでは特に重宝します。
ただし、[休止状態]が無効になっているパソコンもありますので、設定を確認しましょう。 [コントロールパネル]の[パフォーマンスとメンテナンス]から[電源オプション]を選択。[休止状態]タブをクリックしたら、 [休止状態を有効にする]にチェックを入れ、[OK]ボタンを押します。
作業状態をメモリに保存して、終了すること。[休止状態]同様、終了前の状態から作業できます。 短時間で起動できるため、1日に何度も起動と終了を繰り返す方にもオススメです。
デメリットは[休止状態]と違い、少しずつ電力を消費すること。ノートパソコンでは、バッテリーの残量に注意しましょう。少しの間パソコンから離れ、すぐに作業を再開する場合には[スタンバイ]。長時間、席を離れるときは[休止状態]と使い分けるのも有効です。
「シャットダウン」ともいい、パソコンを完全に終了すること。[休止状態][スタンバイ]と異なり、終了前の状態は保存されません。
しばらくパソコンを起動しない場合や、機内にパソコンを持ち込むなど、電源を切る必要がある場合は[電源を切る]を選択します。
使用中のパソコンを起動し直すこと。[電源を切る]と同じように、終了前の状態は保存されません。
この方法は、パソコンが不安定になったときによく使います。新しいソフトをインストールしたり、周辺機器を加えたりしたときにも 必要な場合がありますので、覚えておくと安心です。
それぞれの違いを生かして、使うシーンに合わせた終了方法を選択しましょう。パソコンでの作業が、今よりもっと快適になりますよ。
次のような場合、【 】に当てはまるのは[休止状態][スタンバイ][電源を切る][再起動]のうち、どれでしょうか?