9. IDなどの自動入力防止編
Webメールやブログ、ネットバンキングなどを利用する際、必ず行うことといえば、何だと思いますか?
そう、「ログイン」です。IDやパスワードを毎回入力するのが面倒で、自動入力機能「オートコンプリート」を使っている方がいらっしゃるかもしれませんね。
実は、この「オートコンプリート機能」。万一パソコンが盗難にあったり、不正アクセスされたりすると、勝手にログインされる危険性があります。面倒でも、IDやパスワードは毎回入力するクセをつけると安心です。
今回は、オートコンプリートの履歴削除と設定解除の方法をレクチャー。困ったことが起こる前に、対策を行いたいものですね。
オートコンプリートの履歴を削除しましょう
STEP1 特定の履歴だけを削除するには?
- IDやパスワードを入力する部分にカーソルを合わせ、ダブルクリック。オートコンプリートの履歴を表示させます。
- 削除したい項目にカーソルを合わせ、[Delete]キーで消去します。
STEP2 すべての履歴を一度に削除するには?
- Internet Explorerの[ツール]をクリック。[インターネット オプション]を選択します。
- [コンテンツ]タブを表示させ、[オートコンプリート]ボタンをクリック。「オートコンプリート履歴のクリア」から[パスワードのクリア]ボタンをクリックします。IDやパスワード以外の履歴も消去したいときは[フォームのクリア]ボタンもクリックしましょう。
- ポップアップ画面が表示されたら[OK]ボタンをクリック。「オートコンプリートの設定」と「インターネット オプション」画面も[OK]ボタンで閉じます。
オートコンプリートの設定を変更しましょう
- Internet Explorerの[ツール]をクリック。[インターネット オプション]を選択します。
- [コンテンツ]タブを表示させ、[オートコンプリート]ボタンをクリック。「オートコンプリートの使用目的」から「フォームのユーザー名およびパスワード」のチェックボックスをオフにします。履歴を一切残さない設定にする場合は、すべてのチェックボックスをオフにしましょう。
- [OK]ボタンをクリックして、画面を閉じます。「インターネット オプション」画面も同様に、[OK]ボタンで閉じましょう。
それでは、実際にチャレンジしてみましょう。
ただし、一度履歴を削除したら、元には戻せませんのでご注意を。多すぎて覚えられないという方は、IDやパスワードを保存・管理できるソフトを使うのも手です。
- まずは、IDとパスワードの履歴を消去してください。
- IDとパスワードが自動入力されないよう、設定を変更してください。
ヒント:上記の手順を、実際に行ってみましょう!