13. Excelファイルのアクセス制限編
仕事で扱うファイルだから、関係者以外には見られたくない。
個人的に楽しみたいから、誰にも見られたくない。
このように、ファイル使用者を限定したいとき、みなさんはどうしますか?
今回は、Microsoft Office Excelファイルの読み込みや、書き込みなどの編集を制限する方法をご紹介します。職場や自宅で、すぐに役立ちますよ。
※ここでは、Microsoft Office Excel2003を使って解説します。異なるバージョンをお使いの場合は、ヘルプやMicrosoft Office Onlineなどで手順をご確認ください。
ファイルにパスワードを設定しよう
- Microsoft Office Excelを起動します。
- 画面上部にあるメニューバーの[ファイル]をクリック。[名前をつけて保存]を選択します。
- 「名前をつけて保存」画面の右上にある[ツール]ボタンをクリック。[全般オプション]を選択します。
- 「保存オプション」画面が表示されたら、パスワードを入力。[OK]ボタンをクリックします。
ファイルが閲覧できる人を限定したいときは[読み取りパスワード]に。ファイルの閲覧は誰でも可能、編集する人だけを限定したいときは[書き込みパスワード]にパスワードを入力しましょう。
- 「パスワードをもう一度入力してください」と表示されたら、「読み取りパスワード」を再入力。[OK]ボタンをクリックします。
- 「書き込みパスワードをもう一度入力してください」画面が出たら、「書き込みパスワード」を再度入力して、[OK]ボタンをクリックします。
- 「名前をつけて保存」画面に戻ったら、保存場所を選択。ファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックしましょう。
編集中にパスワードを設定するには?
- 画面上部にあるメニューバーの[ツール]をクリック。[オプション]を選択します。
- 「オプション」画面の[セキュリティ]タブをクリック。[読み取りパスワード][書き込みパスワード]のいずれか、もしくは両方を入力します。入力できたら[OK]ボタンを選択しましょう。
- 「パスワードをもう一度入力してください」と表示されたら、「読み取りパスワード」を再入力。[OK]ボタンをクリックします。
- 「書き込みパスワードをもう一度入力してください」画面が出たら、「書き込みパスワード」を再度入力して、[OK]ボタンをクリックします。
- ファイルを上書き保存するか、名前をつけて保存します。
それでは最後に、チャレンジ問題です。
新しく作ったMicrosoft Office Excelファイルに、パスワードをかけてみましょう。読み取りパスワード、書き込みパスワードともに「hi-ho」と入力してくださいね。